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コミュニケーションを活かすプロジェクトマネージメント

プロジェクトマネージャーにとって様々なステークホルダーとのやり取りはプロジェクトを推進するうえで避けては通れない、大変重要なこととなります。しかしながら人間関係が関係してくるためか上手くいかないことも多くあります。効果的なコミュニケーションを活かしたプロジェクトマネージメントをご紹介しましょう。

コミュニケーションが必要なのはわかるけど

プロジェクトの立ち上げ時から計画、実行して終結するまで様々な利害関係者が関わり、お互いの思惑が絡み合っていることがよくあることかと思います。
プロジェクトマネージャーはコミュニケーション計画を立て、どのような手順で情報共有を行い、タイムリーな意思決定を滞りなくすすめるためのマネージメントを計画します。ですがこれはあくまで計画です。
より具体的に関わる場合は計画を大切にしつつ、円滑なコミュニケーションが取れることがプロジェクトマネージャーには求められます。

どのようなコミュニケーションが必要なのか?

プロジェクトマネージャーが効果的なコミュニケーションのスキルを獲得できるとどうなるでしょうか?
効果的なコミュニケーションとは相手の意見や主張をしっかりと聴き、こちらの要望や意見を相手に伝え、双方の対話をもってお互いが合意できる結果を得られることだと考えています。
このような効果的なコミュニケーションが成立すると、報告のためだけの報告資料、二度と使われることのない手順書、などなど無駄な資料の作成を減らすことが可能です。

どのように身に着けることが出来るのか?

コミュニケーションのスキルは、皆さん幼いころから自然と使えているのかも知れません。ですが、効果的な言葉の使い方、会話の進め方など、そういったものは学校の授業で教えてもらえなかったのではないでしょうか。
生活する中で自然と身に着けてきた経験によるところが大きいと感じています。では、効果的なコミュニケーションについてどの様に身に着けることができうるのか?その答えはコミュニケーションのスキルであるコーチングを体験する事です。

どうしてコーチングなのか?

コーチングは、目標達成のための支援であったり課題解決のために寄り添ったりする協働関係ですが、基本的には対話によって進められるコミュニケーションのスキルです。
コーチングを学ぶことで、コミュニケーションのスキルが習得できるようになります。また効果的な使い方も同時に見につきます。
実際にわたしがコーチングを学ぶ前は、それなりに話が聴けて、相手の気持ちを汲み取って、プロジェクトを推進することが出来ていたと思っていました。ところが、コーチングを学び、効果的なコミュニケーションを知り活用することで、上辺だけプロジェクトに関わっていたメンバーが、より積極的な関与を見せてくれたり、納得しないステークホルダーとしっかりと合意するまで対話を行ったりと、これまでならなんとなくでやり過ごしていたことをきっちりと対応できるようになりました。

まとめ

プロジェクトマネージャーはプロジェクトを成功させるためにあらゆる手法、手段を必要としますがコミュニケーションを円滑に効果的に実践するためにもコーチングを学んでみる事をお勧めします。